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すべてはグラデーションの中に答えがある|giv 西山さんの言葉に心震えた話

2020年7月10日(金)、第3回目となる人格塾対談イベントが開催されました。ゲストは一般社団法人giv代表理事の西山直隆さんをお招きしました。ちなみに人格塾とは何ぞや?という方は下記のページをご覧ください。

さてイベント開始前からZoomに入って雑談に応じてくださった西山さん、とても気さくで腰の低い印象を受けました。

とはいえ、経歴を見るとバリバリですのでわたくし米良は少し緊張しておりましたが、その緊張を解きほぐすような笑顔にシビレました。

はい、改めて西山さんのご紹介です。

西山直隆|一般社団法人giv代表理事
米国ワシントン州公認会計士の資格を取得後、大手コンサルティングファームであるデロイトトーマツグループに入社。ベンチャー企業の成長支援に従事し、当時最年少部長に就任。2016年よりシンガポールに拠点を移し、”日本の技術でアジアの社会問題解決”することをテーマにアジア各国を飛び回る。活動の中で、経済的な成長=人の豊かさ、だけではないと感じ、金銭的な豊かさだけではなく精神的な豊かさが得られる社会の在り方を研究・実践するため2019年に一般社団法人givを設立。

動画を通じて感じるかと思いますが、西山さんの「恩(価値)を送って、感謝でつながる世界を実現させたい!」という強烈な想いがビシビシと伝わってきます。

自分の得意なことで価値をつなぐ恩送り!Pay it forward!恩送りの見える化!信頼感の中でさらにギブが生まれる!など刺さるキーワードが満載でした。

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こころに響く西山さん語録**

そもそもgivのスタート、恩送りの活動をはじめるきっかけは?

資本主義の権化のような外資系コンサルの世界にいて数値で語る世界にいた。そんな中で、信頼関係とか豊かな生活とか数値で測れないものの重要性を感じるようになった。

現時点も模索中で、失敗を繰り返しながら走っている感じだが、givの活動を進めるにあたって前野先生の本にはともて感銘を受けた。

幸せのような測ることのできない定性的なものを、理系の前野先生が紐解いている姿に勇気づけられた。

givでは幸せのエッセンスを感じられる仕組みをつくりたいと思って改善しながら進めている。


givは恩送りで行われていて、その仕組みとして完全にお金を取り去った仕組みなのは狙い?

金を使う使わないは関係ないと思っている。仮想通貨givポイントのようなものでやろうかと思ったけど、そうすると結局はお金の概念に近づいていく。

数値化というところから離れていくことによって善意の恩送りになると信じている。

数値化をしないということによって拡大していくのが面白い。数字を使われない場合に人は、得たもの以上の価値を返そうとするのか?

テイクありきでギブをするという方が最初は多かったけど、ギブを回していくうちに、みんながもっとギブさせてくれという非合理的な行動をとるようになってきている。

お互いの関係性の中においては、お金を払わせてくれという感覚でギブをさせてくれという感覚になる。気持ち悪さを解消させて欲しいというギブで広がっていくのではないか。

農家はお野菜を渡して交流することによってはじめて社会に自分がどのように関与しているかを感じる経験を得られている。

パッと見は物々交換に見えるけど最終的には人と人とのつながり体験を味わうというところが重要だと感じている。


西山さんの活動のゴールは?

なんでもかんでもお金に換金しなくなくても良いのではということを示したい。だけど今ある資本主義を否定はしているわけではない。

資本主義の弊害となっている部分(人とのつながりとか社会貢献の実感)を補完するような仕組みを作っていくことを目指している。

ある意味においては資本主義の機能を補完するものとも言えるかな。


ビジネスモデルとして利潤を追求できないのでは?マネタイズのビジネスアイディアを持っていなくはじめたの?

まだ最適解を持っていない。これまでの仕事では、ずっとスタートアップのバリュエーション向上を目指すというような仕事をしてきた。

でもそれでは、僕らがやりたい世界・ビジョンを目指すことはできないと考えている。

スケールを目指した・マネタイズを目指したビジネスモデルにしたら目指す世界観に行き着かないと考えている。


じゃあマネタイズは考えていないの?

いまこの恩送りの仕組みを広げるための活動を考えている。ただ、いまはギブの人達がいるからできているので、テイカーの人達ばかりが入ってきたら回らなくなってしまうかもしれない。


givの活動のお金は全部持ち出しなの?

企業や投資家から寄付(ギブのお金)でお金を入れてもらっている。

Well-beingが増えると自殺が減ります!健康が増えます!のように、社会価値をどのように変えたかというのを説明できるようにならないといけないと思っている。

そういう意味では、givにおいてもサステナブルな説明ができるようにしたいと考えている。


givはとてもエクストリームな思想で、通貨発明前の幸せな世界に通じているように思うがどうか?

お金も否定していないしテクノロジーも否定しない。しかし、人の気持ちがどうなるのかが気になる。

現代では、テクノロジーの勝ち馬に乗るのは誰かという目線になりがちだが、それとは違う価値観を持ちたい。テクノロジーでできた時間は、人間が豊かさを感じられるものに使いたいと思う。


小さなころからそうだったのか?

ずっと自分なりにより良い社会をつくろうとしていて、自分がやっていることに全く迷いはなくて、やっていることに誇りを持っている。

自分の命を懸ける価値があると思っている。そのような姿勢でいると、たとえディスられても全てがアドバイスに聞こえる。


ぶっ飛んだ理想を追っているように見えるがどうか?

givに入っている方々と一緒に作っているという気持ちが強い。givをよりよくするためにこうしたら良いのではというアドバイスをたくさん貰える。

やりながら自分がギブをもらっている感じで、自分がやってて気持ちいい。


西山さんの考え方の基本は?そしてそれを形作ったものは?

すべてのものは2項対立ではなく、グラデーションの中に答えがあると思っている。その中で、選択できるというのが重要だと思っている。どのような形で社会に価値を届けるかという選択ができると良いと思っている。

これは、シンガポールとインドで両極を見たことによってアイデンティティが揺さぶられた機会が自分の思考を形づくっていったんだと感じる。世の中には多様性が必要な気がする。多様性の中で最初の居心地の悪さを乗り越えた時に学びが深まる。


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いかがだったでしょうか?

おそらく私の拙い文章では伝わり切れないと思います。はい、ぜひとも動画をご覧ください。魂を揺さぶられること間違いなしです。

今後も人格塾では対談イベントを開催していきますのでご期待ください。

お幸せに!

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▼株式会社ビジネス・ブレークスルー海外MBA事業責任者 ▼肩書:薬剤師、博士(薬学)、海外MBA、起業家、投資家、幸せの研究者、愛妻家 ▼モットー:やりたいことをやる ▼キャリア:製薬会社研究者→外資コンサル→人材開発 ▼ここでは「ありのままに生きる」をテーマに書いていきます

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