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経済学研究が明らかにした「年収が増えても幸福度は増えない」という事実

いきなりですが皆さんの年収はいくらですか?もっと年収を上げたいと思いますか?今日は年収と幸福度の関係について書いてみたいと思います。

これは超有名な研究なのでご存じの方も多いと思いますが、プリンストン大学のダニエル・カーネマン教授らのグループが2010年に「米国科学アカデミー紀要」(Proceedings of the National Academy of Science of the United States)に発表した研究結果です。

『年収が7万5,000ドル(日本円で約800万円)以下の人では、収入と幸福度は比例する。しかし、それ以上は年収が増えても幸福度はあまり変わらない(幸福度は頭打ちとなる)』

この結果を皆さんどう思われますか?米良はこれまでの自身の経験から非常に納得感があります。

私が年収200万円台だった博士研究員(通称ポスドク)時代には、いつもお金に困っていて、仕事である研究自体は楽しかったものの、幸福度はそこまで高くありませんでした。

その後何度か転職して、カーネマンの言う域値の年収約800万円を超えると(無謀な浪費をしない限り)ある程度お金に囚われずに幸せに生活できると感じたからです。

一方で、年収約800万円を超えるとお金よりもむしろ、仕事のやりがいや好きな仲間との時間の方がより自身の幸福に寄与していると感じている今日この頃です。

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話は変わって、先日実家に帰った時に、親戚の大学生@就職活動中の子にこんな質問を受けました。

『仕事を選ぶ上で自分のやりたい仕事と、お金が稼げる仕事のどちらを選んだらいいの?』

皆さんならどう答えますか?米良は上記のカーネマンの研究結果を踏まえて以下の様に答えました。

『お金を稼げる仕事って言うけど年収については具体的にどの位を考えているのかな?その年収によって少し考え方は変わると思うな。

例えば、年収200万円と年収500万円の仕事で悩んでいるのであれば、米良は基本的に年収500万円の仕事を薦める。

一方で、年収1200万円と年収1500万円の仕事で悩んでいるのであれば、それは年収でなくて、自分がやりたい方を選んだら良いと思う。

もう一つメッセージを加えるならば、大学を卒業した後も学び続けて、年収1200万円と年収1500万円の仕事の選択で悩める様な大人になって欲しい。応援しているよ!」

はい、説教くさい米良でした。。。
今回紹介した研究結果が皆さんが幸せを考える上で、また具体的な仕事選びに少しでもお役に立てば幸いです。

お幸せに!

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▼株式会社ビジネス・ブレークスルー海外MBA事業責任者 ▼肩書:薬剤師、博士(薬学)、海外MBA、起業家、投資家、幸せの研究者、愛妻家 ▼モットー:やりたいことをやる ▼キャリア:製薬会社研究者→外資コンサル→人材開発 ▼ここでは「ありのままに生きる」をテーマに書いていきます

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