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書評|学校と家庭でマインドフルネス!(戸塚真理奈さん著)

本日は戸塚真理奈さんの本について紹介させていただきます!

真理奈さんとのご縁は、昨年、慶應義塾大学の前野隆司先生ご夫妻のワークショップで初めてお会いしたことです。

それから、お仕事を含めいろいろな活動を通して、仲良くさせていただいておりました。

その真理奈さんが本を出版されたということで、これはさっそく読みたい!と思い、一気読みしましたのでレビューを書きたいと思います。

(Amazonの紹介文より)
マインドフルネスで、教師も保護者も子どもも幸せに!
ストレスフルな現代において、EQ(感情の知性)を育てることは、自分のこころに気づき、整える力、広く柔軟な視野で物事を観る力、本質を見極める力、困難を乗り越える力、相手に寄り添う力、みんなにとっての最善を判断する力などを私たちに与え、幸せをもたらしてくれます。そして、そのEQを育てるのに効果的なのが、マインドフルネスなのです。


本書は、2部構成からなっています。

パート1では、「EQって何?こころの幸せや安心を育むマインドフルネスって何?」と銘打って、世界のEQおよびマインドフルネスに関する知見がふんだんに語られています。

そして、この本の醍醐味ともいえるパート2では、「マインドフルネスとEQのワークを実践してみよう!」ということで、贅沢にも63ものワークが掲載されています。

下記に、心に残った部分を簡単に(本当にごくごく簡単に!正直いうと全部を取り上げたいけど!)ご紹介します。


EQとは

EQとは、日本語でこころの知能指数や感情の知性などと訳されます。英語ではEmotional Intelligenceのため、EIという略語が使われることがあります。

ダニエル・ゴールマン博士によると、EQは「自己認識、自己調節、モチベーション、共感、ソーシャルスキル」の5つの領域から構成されると言われています。


マインドフルネスとは

理奈さんのマインドフルネスの説明がとても染み入る。真理奈さんはマインドフルネスを下記のように言っています。

今この瞬間、この場所に生きる自分の内(気持ちや願いなど)と外(周りの世界)に優しさと好奇心を持ち寄って、100%の注意を払っている状態

また、「間」を持つことの大切さについても語られています。

自分でこころのモニタリングができていれば、ほんの一瞬でも状況を切り替えるための「間(ま)」を持つことができます

最近聞いた話の受け売りですが、「テレワークの普及により、住居と職場の境目がなくなり、一息つく間(ま)がなくなってきており、このことによって人間が間抜け(まぬけ)になってきている」という話を聞きました。

いかなる時も、自分のこころのモニタリングをする間(ま)を持てるようになりたい、と改めて思いました。


マインドフルネス・EQ教育の世界のトレンド

本章では、これまでの学術的エビデンスを取り上げて、マインドフルネスやEQ教育に関する世界のトレンドについて分かりやすくまとめられています。

例えば、米国では50,000人以上の教員がマインドフルネストレーニングを受講済み、という事例や、英国では国会議員グループが「マインドフルな国家、英国」調書を発表された、という事例などが紹介されています。

このような他国の事例を拝見すると、真理奈さんのこの本のメッセージを日本の一人でも多くの人に届けて、日本のマインドフルネス・EQ教育に少しでも貢献したいなと思いました。


あり方~「みんなの中の、わたし」と「わたしがつくる、みんな」

パート1の締めくくりのこの章は、ぜひ皆さんに読んでほしい!とても心に響くものばかりでしたので、すべてを取り上げたいのですが、見出しだけでもピックアップすると、

- 完璧なお手本 VS 自然でありのままのお手本
- マインドフルネスで、「自分らしい幸せ」に出合う
- 世界に誇れる日本の「みんな」

など見出しからグイグイ引き込まれて読んでしまいます。

そして最後には、令和(Beautiful Harmony)の時代にこそ、個々の自分らしさ、それぞれの幸せの姿を大切にしつつ、それが集合体となって「みんな」が作られていくイメージを大切に!という真理奈さんのメッセージが詰まっています。


マインドフルネスとEQのワークを実践してみよう!

ここには63のワークが可愛いイラスト入りで紹介してあり、中には真理奈さんオリジナルのワークも入っているとのことでした。

ここのさまざまなワークについては、是非とも本書を購入してやってみてほしい!もっと言うならば、実際に真理奈さんのワークショップに参加して体感してみてほしい!と思っています。

実は、2020年7月26日(日)に開催された本書の出版記念イベントにて、真理奈さんのガイドでいくつかのワークを実際にやってみました(なんて贅沢!)。

ワークをやってみて、自分の心の在り方が変わっていくのを感じました。ぜひこの感覚を皆さんに味わってほしいと思っています!


まとめ

本書を読んでみて、そして実際にワークをやってみて気が付くことがたくさんありました。私の拙い言葉で表現するならば、「いつでも最善の自分でいるための理論と実践」が詰まった本だなと思いました。

はい、最後に繰り返し申し上げます。EQやマインドフルネスについてご興味のある方にとって、この本は必読でございます。

ご興味を持たれた方は、下記リンクをどうぞ!

戸塚 真理奈(とつか まりな)
1977年東京生まれ。日本女子大学卒業後(社会学専攻、米国ウェルズリー大学にて一年間交換留学)、英系投資銀行バークレイズ、セールスフォース等を経て現職。2015年より子どもたちが安心感や自己肯定感、自他へのコンパッションを培い生きる力を高められるよう、こころの成長をサポートするマインドフルネスとEQ教育プログラムの開発と実践教育を行う。同分野における世界の最新教育の研究を行うほか、アート思考で自己認識力や自己肯定感、回復力や共感力を高める「こころ絵」トレーニングも展開する。子ども、親子向けに加えて、外国人エグゼクティブへのプライベートレッスンから法人向け研修、子育て中のママ向け夜間ウェビナークラスまで幅広く学びの場を届けている。
Googleが開発した「SIY(Search Inside Yourself)」認定講師。ニューヨーク市在住時に子ども向けマインドフルネス指導者トレーニング修了。


最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございます!

お幸せに!



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▼株式会社ビジネス・ブレークスルー海外MBA事業責任者 ▼肩書:薬剤師、博士(薬学)、海外MBA、起業家、投資家、幸せの研究者、愛妻家 ▼モットー:やりたいことをやる ▼キャリア:製薬会社研究者→外資コンサル→人材開発 ▼ここでは「ありのままに生きる」をテーマに書いていきます

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